2020年末、アパレル業界に悲しいニュースが流れて来ました。

クリスチャンディオールの元で修行、貢献した後に、自身のブランドでも同様に大人気となったデザイナー、ピエールカルダンの死去です。

1997年には日本がライセンス契約を結んだことで広く認知され、私たちにとっても馴染みの深いブランドとなりました。

前衛的なデザインが代名詞でもあるピエールカルダンですが、古着で発見されるアイテムは適度なデザインが目を引くアイテムが多いと、個人的には感じます。

当店でもピエールカルダンのアイテムを仕入れたばかりだったので、この機会にご紹介させて頂きます。

おそらく90年代ごろのアイテムだと推測されます。

30年程前のアイテムというのを全く感じさせないデザインや、現在の流行にもハマるシルエットだと思います。

幅広く、丈が短めでバランスがとりやすい形です。

遠目ではランダムなボーダー柄に目が行きますが織り柄もおもしろいです。

ボーダー柄に逆らう形で織られたストライプ、加えて見頃と袖にアラン織りが施されています。

このような凝った作りのアイテムは袖を通すとやはり気分が上がります。見ても着ても飽きがこないのが評価されるデザイナーのアイテムだと思います。

もし気になった方は商品ページや、ピエールカルダンの記事などもチェックしてみて下さい。

デザイナー、ピエールカルダンさんのご冥福をお祈りします。